はじめに
子育て中のママ友との付き合い方は、赤ちゃんがいるがゆえに様々な工夫が必要になります。本日は、子持ちの友人と上手に遊び合えるコツについて、いくつかのポイントを交えながらご紹介していきます。
子連れでの外出
ママ友と子連れで外出する際は、子どもの体調管理や必需品の準備など、細かい点に気を配る必要があります。しかし、それ以上に大切なのが、お互いの気持ちに配慮することです。
時間の設定
長時間の外出は、子どもにとっても大人にとっても負担が大きくなります。3時間程度を目安に、お互いが気持ちよく過ごせる適度な時間設定を心掛けましょう。子どもの機嫌が損なわれる前に、上手に切り上げられるよう心掛けることが肝心です。
また、会う時間帯によっても子どもの機嫌は変わってきます。お昼寝の時間や給食の時間を避けるなど、子どもの生活リズムを考慮して設定するのがベストです。
場所の選定
ママ友と子連れで会う場所は、以下の点を意識して選びましょう。
- 子ども向けの設備(おむつ替え台や授乳スペースなど)
- 子どもが動き回れるスペース
- 大人が会話しやすい環境
お店によっては託児サービスを利用できるところもあり、リフレッシュする良い機会になります。誕生日会などの記念日には、積極的に利用を検討してみてはいかがでしょうか。
準備物の確認
子連れで外出する際は、必需品を忘れずに持参することが何より大切です。おむつ、ミルク、おやつ、お気に入りのおもちゃなど、リストを作って確認するのがおすすめです。
また、飲食店に行く場合は、お子様ランチやおむつ替えシートの有無を予め確認しておくと安心です。ママ友と情報を共有し合い、スムーズな外出を心掛けましょう。
遊び相手の選択
子どもにとって、遊び相手を選ぶのは大切な経験の一つです。しかし、その際に親が過剰に関与してしまうと、かえって子どもの自主性を損なってしまう可能性があります。
発達段階に合わせる
子どもの遊び相手は、発達段階によって変化していきます。
- 1歳未満 – 大人との関わりが中心で、他の子は必要ない
- 1歳頃 – 他の子の存在に興味を示し始める
- 2歳頃 – 同年代の子と並行遊びができるようになる
- 3歳頃 – 共同の遊びが可能になり、ごっこ遊びが始まる
- 4歳頃 – ルールの理解ができ、おもちゃの貸し借りなどが可能に
発達段階に合わせて、親が子どもの遊びをサポートすることが大切です。特に3歳までは、一方的に友達を作るよりも、自然な形で友達ができるよう見守ることが重要です。
一人遊びの大切さ
友達と遊ぶことは大切ですが、一人遊びも子どもの成長に欠かせません。特に幼い頃は、一人で想像力を働かせたり、自分のペースで遊ぶことで、自主性や集中力が培われます。
親は子どもの一人遊びを大切にし、無理に他の子と遊ばせるのではなく、見守る姿勢が大切です。時に介入して遊び相手になることで、子どもとの絆も深まります。
子どもの気持ちを尊重する
子どもが他の子と遊びたがらない時は、無理に遊ばせるよりも、その気持ちを尊重することが大切です。子どもには、気が合わない子もいれば、緊張して遊べない子もいるからです。
親は子どもの様子を見守り、焦らずに時間をかけて少しずつ慣れていけるよう支援しましょう。子どもの自然な流れに任せることが、結果的に良い友達関係につながります。
ママ友との会話
ママ友と会う際は、子どもの話題に終始するのではなく、女子会のように大人の会話も大切にしたいものです。話題の設定や配慮が必要不可欠になってきます。
話題の設定
子どもの話は自然と出てきますが、一方的な話題に終始しないよう、事前に話したいトピックを設定しておくと良いでしょう。最新の映画や本、旅行の思い出など、ママ友と共有できる話題を挙げてみましょう。
子育ての悩みを言い合うのも大切な会話の一つです。しかし、あくまで相談の範疇を超えないよう注意が必要です。お互いに肯定的な言葉をかけ合い、前向きな会話ができるよう心掛けましょう。
子どものいない友人への配慮
子どものいない友人と遊ぶ場合は、子育ての話題に偏らないよう気を付ける必要があります。一方的な子どもの話は相手を疲れさせてしまうかもしれません。
子どものいない友人の人生も充実しているはずです。仕事や恋愛、趣味などの話題を振って、お互いに共感し合える会話を心掛けましょう。
おしゃべりの時間を確保
子連れだと、子どもの世話が手取り足取りになり、ママ同士でゆっくりおしゃべりする時間が取れないことも多いです。そういう時は、以下の工夫をするのがおすすめです。
- おもちゃを準備し、子どもを少し放っておく
- 子育ての手伝いをお願いする
- タイミングを見計らって外出する
子どもを遊ばせながら、ママ友とおしゃべりを楽しむことで、より充実した時間が過ごせるはずです。
居場所づくり
子育ての合間にママ友と会うのは大切ですが、子どもの気持ちを無視してはいけません。子どもが安心して過ごせる「居場所」を確保することが、ストレス解消につながります。
家での居場所づくり
家の中で子どもが安心して過ごせる空間を作ることが重要です。おもちゃや絵本を置く場所を用意したり、好きな動画を流したりするなどの工夫をしましょう。
親が家事をしながら子どもを見守ることもできますし、子どもが一人で遊びに集中できる環境を整えることもできます。落ち着いて過ごせる場所があれば、子どももストレスを感じにくくなります。
地域の居場所
家の外にも、子どもが安心して過ごせる場所があると良いでしょう。近所の公園や児童館、ショッピングモールの遊び場などを活用しましょう。
ママ友同士でこうした情報を共有し、時には一緒に出掛けるのも良い機会になります。子どもにとっても、新しい環境は良い刺激になり、社会性を身につける一助となります。
経験やお世話の共有
ママ友同士で子育ての経験やお世話の方法を共有することも、お互いの居場所づくりにつながります。子育てに自信がもてない時も、仲間と相談することで不安が解消されるでしょう。
例えば、一緒に公園に行って子どもの様子を見守り合えば、子育ての参考にもなります。時には子どもの世話をお願いし合うなど、助け合える関係を築くと良いかもしれません。
まとめ
子持ちのママ友との付き合い方には気を付けるポイントがありますが、上手にコミュニケーションを取り、理解し合うことが何より大切です。子どもの成長に合わせて柔軟に対応しながら、お互いが楽しめる時間を作っていきましょう。
子育ては大変なことも多いですが、ママ友同士で助け合い、分かち合えることは大きな喜びです。子どもの笑顔を見れば、一緒に頑張っていく勇気が湧いてくるはずです。これからも、ママ友との絆を大切に、楽しい子育てライフを過ごしていってください。
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