はじめに
アウトドアやレジャーシーンでの荷物運搬は、大きな課題の一つです。多くの荷物を一度に運ぶ必要があり、しかも子供も一緒にいることが多いからです。そこで登場するのが、キャリーワゴンやキャリーカートといった便利なアイテムです。本日は、荷物が多くて子供も乗せたい時に役立つキャリーワゴンについて、詳しく解説していきます。
キャリーワゴンの種類と特徴
キャリーワゴンには、大きく分けてワゴンタイプとカートタイプの2種類があります。それぞれの特徴を理解しておくと、自分に合ったものを選びやすくなります。
ワゴンタイプのキャリーワゴン
ワゴンタイプのキャリーワゴンは、大型で耐荷重が高いのが特徴です。100kgを超える耐荷重があり、大量の荷物を一度に運ぶことができます。また、大きなタイヤを搭載しているため、悪路でも走行が可能です。一方で、サイズが大きいため収納が難しいというデメリットもあります。
主な用途としては、キャンプやバーベキュー、釣りなどのアウトドアシーンが挙げられます。テントやクーラーボックス、椅子などの大型の荷物を運ぶのに適しています。また、子供を乗せられるタイプもあり、家族でのアウトドアに最適です。
カートタイプのキャリーワゴン
一方、カートタイプのキャリーワゴンは、コンパクトで軽量なのが特徴です。荷物の量が多くない時や、一人で使う場合に適しています。ワゴンタイプよりも小回りが利くため、狭い場所での使用に向いています。
主な用途としては、買い物や引っ越し、オフィスでの荷物運搬などが挙げられます。また、釣りやソロキャンプなどの際にも便利に使えます。一人暮らしの方や、荷物の量が多くない方におすすめのタイプです。
選び方のポイント
キャリーワゴンを選ぶ際は、いくつかのポイントに注目する必要があります。自分のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。
耐荷重と荷物の量
まず、耐荷重と荷物の量を考えましょう。荷物が多ければ、100kg以上の耐荷重があるワゴンタイプがおすすめです。一方、荷物の量が少ないのであれば、コンパクトなカートタイプで十分でしょう。
また、子供を乗せたい場合は、子供の体重も加味する必要があります。子供用のシートベルトや安全機能が備わっているものがよいでしょう。
タイヤのサイズと種類
次に、タイヤのサイズと種類を確認しましょう。タイヤが大きければ、悪路でも走行しやすくなります。一方、小さいタイヤは小回りが利くため、狭い場所での使用に適しています。
また、タイヤの種類によっても走行性能が変わってきます。ノーマルタイヤは一般的な路面で使用できますが、砂浜や雪上では滑りやすくなります。そういった場合は、オフロードタイヤが適しています。
収納のしやすさ
最後に、収納のしやすさも重要なポイントです。折りたたみ式のキャリーワゴンであれば、コンパクトに収納できるので便利です。また、車への積み込みも楽になります。
一方、固定式のキャリーワゴンは収納が難しく、場所を取ってしまう可能性があります。使用頻度が高いのであれば、折りたたみ式を選ぶのがおすすめです。
人気ブランドの紹介
キャリーワゴンには、様々なブランドから製品が販売されています。中でも、アウトドア用品メーカーから発売されているものが人気です。
コールマン
アウトドア用品の老舗ブランド、コールマンのキャリーワゴンは、高い信頼性と機能性が魅力です。大型のワゴンタイプから、コンパクトなカートタイプまで幅広いラインナップを揃えています。
特に人気なのが、「コールマン アウトドアワゴン」シリーズです。耐荷重が120kgあり、大量の荷物を運べます。また、子供を乗せられるモデルもあり、家族でのアウトドアに最適です。
ロゴス
国産アウトドアブランドのロゴスも、高性能なキャリーワゴンを発売しています。価格が手頃なのが特徴で、コストパフォーマンスに優れています。
代表的な製品が「ロゴス キャリーワゴン」です。耐荷重90kgと十分な能力があり、さまざまな用途に活用できます。カラーバリエーションも豊富で、好みの色を選べるのも魅力的です。
FIELDOOR
FIELDOORは、アウトドア用品専門メーカーとして知られるブランドです。高品質でデザイン性に優れたキャリーワゴンが人気があります。
「FIELDOOR マルチキャリーカート」は、耐荷重120kgの大型ワゴンタイプです。ワイドホイールを採用しているため、悪路でも走破性に優れています。キャリーカバーも付属し、荷物を雨から守ることができます。
子供連れでのアウトドアに最適なキャリーワゴン
子供連れでのアウトドアでは、荷物が多くなりがちです。そんな時に活躍するのが、子供を乗せられるキャリーワゴンです。子供用のシートベルトや安全機能が備わっているものが多く、安心して使えます。
ラジオフライヤーの3 in 1イージーフォールドワゴン
ラジオフライヤーから発売されている「3 in 1イージーフォールドワゴン」は、チャイルドカー、ベンチ、キャリーワゴンの3つの機能を備えています。耐荷重は68kgで、小さな子供2人を余裕で乗せられます。
また、ペットボトルホルダーやメッシュポケットなど、便利な機能も搭載されています。キャノピー付きのモデルもあり、日除けとしても活躍してくれます。
ヴィア・クルーザーのストローラーワゴン
ヴィア・クルーザーから発売されている「KEENZ×PUPPAPUPO ストローラーワゴン」は、子供を乗せられるだけでなく、大量の荷物も運べる2つの機能を持っています。
耐荷重は90kgと高く、大人2人分の体重に加えて荷物も積めます。ブレーキ機能やシートベルト、サンシェードなど、安全性にも優れています。折りたたみ式なので、収納も簡単です。
まとめ
キャリーワゴンは、アウトドアシーンで大活躍するアイテムです。荷物が多い時や子供を連れていく場合に、非常に便利です。ワゴンタイプとカートタイプの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
耐荷重や荷物の量、タイヤのサイズと種類、収納のしやすさなどを考慮して、自分のニーズに合ったキャリーワゴンを選びましょう。また、子供連れの場合は、安全性能の高いモデルを選ぶのがおすすめです。
アウトドアを快適に楽しむためにも、キャリーワゴンは欠かせない存在となっています。ぜひ、自分に合ったキャリーワゴンを見つけて、充実したアウトドアライフを送ってください。